経営者保証ガイドラインの実務と課題

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785725983
  • NDC分類 338.54
  • Cコード C3032

出版社内容情報

経営者保証ガイドラインの適用が始まってから3年が経ち、保証債務整理の実施手続として、中小企業再生支援協議会スキーム、特定調停スキーム、事業再生ADRスキーム、REVICスキームなど多様な手順が整備され多くの事例が集積されつつある。本書では、これまでの事例を解説し、明らかになった問題点や検討事項を分析し、今後の実務の指針を示している。

小林 信明[コバヤシ ノブアキ]
編集

中井 康之[ナカイ ヤスユキ]
編集

内容説明

中小企業経営者、金融機関、支援専門家がGL利用に当たっての問題点と解決手法について経験事例を通して明らかにし、今後の実務指針を示す。

目次

第1章 GLの概要、特徴と問題(GLの概要;GLの目指すもの;支援専門家からの視点の問題点;金融機関からの視点の問題点)
第2章 GLの運用上の問題点(主たる債務者および保証人の適格要件;弁済計画の定め方・担保処理;経済合理性;残存資産の範囲;免除の効果;保証人に固有債務が存在する場合の問題点;一体型の問題点)
第3章 各実施手続における実際と問題点、事例報告(再生支援協議会スキーム;特定調停;REVIC;事業再生ADR;純粋私的整理)
第4章 座談会

著者等紹介

小林信明[コバヤシノブアキ]
弁護士(長島・大野・常松法律事務所)。長島・大野・常松法律事務所パートナー。経営者保証に関するガイドライン研究会座長として、経営者保証に関するガイドラインの策定を主導。元中小企業庁政策審議会臨時委員(金融WG委員)、日弁連倒産法制等検討会元委員長、全国倒産処理弁護士ネットワーク副理事長、事業再生実務家協会専務理事、事業再生研究機構代表理事。私的整理・法的整理を問わず、さまざまな倒産・事業再生案件につき豊富な経験を有する

中井康之[ナカイヤスユキ]
弁護士(堂島法律事務所)。堂島法律事務所代表パートナー。経営者保証に関するガイドライン研究会委員。法制審議会民法(債権関係)部会元委員。日弁連司法制度調査会副委員長。全国倒産処理弁護士ネットワーク理事長。倒産・事業再生案件につき豊富な経験を有するとともに、保証制度に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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