出版社内容情報
コーポレートガバナンスについて、「攻め」の観点から、経済的視点からのモデル分析、または経営者と機関投資家の観点から見たコーポレートガバナンス改革等について分析し解説。また、「守り」の観点から、資本市場自体の機能と公正性のための証券規制の実態と、企業の危機管理体制等についても解説している。
神作 裕之[カンサク ヒロユキ]
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小野 傑[オノ マサル]
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今泉 宣親[イマイズ ミノリチカ]
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内容説明
東京大学大学院の連続講義を書籍化!企業の持続的成長に貢献する「コーポレートガバナンス」とは何か?深化するコーポレートガバナンス改革を産官学の一線で活躍する8人の論者が語る白熱講義。
目次
第1編 コーポレートガバナンスを巡る学術的・国際的議論(コーポレートファイナンスの観点から見たコーポレートガバナンス;OECDコーポレートガバナンス原則の変遷)
第2編 コーポレートガバナンスと企業の持続的成長(企業の「稼ぐ力」向上につながる実践的コーポレートガバナンス;コーポレートガバナンス改革と独立取締役;機関投資家から見たコーポレートガバナンスの現状と課題;日本株ストラテジー コーポレートガバナンス改革の評価)第3編 企業不祥事とコーポレートガバナンス(証券取引等監視委員会の課題とコーポレートガバナンス;コーポレートガバナンスと企業の危機管理)
著者等紹介
神作裕之[カンサクヒロユキ]
東京大学法学部卒。学習院大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て、2004年より東京大学大学院法学政治学研究科教授。専門は商法・資本市場法。金融審議会委員、関税・外国為替等審議会臨時委員、法制審議会信託法部会幹事等
小野傑[オノマサル]
1976年東京大学法学部卒。1978年弁護士登録(30期)。1982年ミシガン大学ロースクールLL.M修了。1983年ニューヨーク州弁護士資格取得。1985年西村眞田(現、西村あさひ)法律事務所パートナー、2004年代表パートナー。2007年東京大学客員教授。流動化証券化協議会専務理事、金融法委員会委員、法制審議会信託法部会委員、複数の金融機関の社外役員(社外取締役、社外監査役)を務める
今泉宣親[イマイズミヨシチカ]
京都大学法学部卒。2003年金融庁入庁。金融庁総務企画局企画課、総務企画局政策課課長補佐、監督局総務課課長補佐などを経て、2015年8月より東京大学公共政策大学院特任准教授。2017年7月より金融庁総務企画局政策課政策管理官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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