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出版社内容情報
古典的概念構成から、新しい概念構成へと転換期にある契約法。契約法の新しい概念構成の特徴は、一言でいえば、当初契約意思からの「解放」である。それは、?“当初”契約意思からの解放であると同時に、?当初契約“意思”からの解放である。本書は、筆者がこれまで発表してきた論攷のうち、主として?に関わるものをまとめたものである。
森田 修[モリタ オサム]
内容説明
契約規範の根拠として契約締結時の当事者意思をどのように位置づけるか。契約規範の新しいあり方を分析・検討する。
目次
第1部 支援された自律(“支援と自律”というアポリア;独禁法による民法の“支援”)
第2部 契約責任と当初契約意思(「契約の修正」としての代金減額;解除と「契約目的」)
第3部 「契約規範の形態原理」(ラーレンツの手品;Pimontの「契約のエコノミー」論;フランスにおける「契約のエコノミー」論の展開)
著者等紹介
森田修[モリタオサム]
1983年東京大学法学部卒業。1989年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。法政大学法学部助教授。1991年法学博士(東京大学)。1994年東京大学社会科学研究所助教授。1997年東京大学大学院法学政治学研究科助教授。2000年東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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