出版社内容情報
平成26年改正会社法では、詐害的会社分割に対する債権者保護規定の新設等、会社分割に直接の影響を及ぼす改正がなされた。本書では、会社法の改正のほか独禁法や特許法の改正等を盛り込み大幅に改訂。
内容説明
平成２６年改正会社法などの最新法令に対応！会社分割の実務・手続をわかりやすく解説。企業結合法制や労働法制など会社法以外の各種手続・規制を幅広くカバー。役立つ図表や記載例を豊富に収録。
目次
第１章 序
第２章 会社分割をめぐる論点
第３章 会社分割と事業譲渡の対比
第４章 会社分割の立案・策定・事前準備
第５章 会社分割契約・計画の策定
第６章 会社分割手続
第７章 会社法以外の会社分割関連手続
第８章 独占禁止法関係
第９章 会社分割と人事・労務問題
第１０章 会社分割と計算
第１１章 会社分割と税務
著者等紹介
酒井竜児［サカイリュウジ］
弁護士（長島・大野・常松法律事務所）。１９８３年東京大学法学部卒業（法学士）、１９８５年弁護士登録、１９９０年Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｐｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａ Ｌａｗ Ｓｃｈｏｏｌ卒業（法学修士）。１９９０年～１９９２年Ｗｉｌｓｏｎ、Ｓｏｎｓｉｎｉ、Ｇｏｏｄｒｉｃｈ ＆ Ｒｏｓａｔｉ（Ｐａｌｏ Ａｌｔｏ）勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Great Eagle
2
M&Aにおいて会社分割スキームは難しいですね。税制改正もあったようで適格要件まで考えると訳が分からなくなります。ざっと目を通しましたが改めて精読しなければという内容の本です。2019/04/11
ただの人間
0
会社分割の種類や手続の全体像から、分割契約書のみならず労働や証券場関係で必要になる細かい書式まで、会社分割に関する論点を網羅的に取り扱う。特に他の組織再編とは異なる特徴である労働関係の引き継ぎについては、前提となる人員整理も含め実務的な観点から詳細に触れられていた2020/10/30
