内容説明
一般に使われる英語と法律英語の関係がより良く分かるようになれば、よりトラブルの少ない国際的法律文書を作成することができるようになる―日本人が国際的な法律文書を作成(legal drafting)する場合の注意事項につき詳解。
目次
第1編 国際的法律文書作成の基礎編(国際的法律文書とは何か;国際的法律文書の考え方;国際的法律文書作成;LEGAL DRAFTINGと交渉における法律・契約的センス及びビジネスセンス―ビジネスマンとしての法務担当者;専門家への相談;国際的法律文書に関する交渉―条件協議の図式)
第2編 用語集(助動詞/特殊な動詞;英・米法の法律・規則、または英・米法を準拠法とする、英語を使った取引文書等で使われる他国語の用語の例;各種法律文書における、誤りやすい用語・用例の例;類語集;英文法律用語あるいは契約用語として特別な意味を持って使われることが多い用語、または、これに近い形で多く用いられる用語類;法律用語あるいは契約用語として、特別の意味を持つことがほとんどなく、一般用語として使われる方が多いが、法律用語や契約用語の一部に使われることもある用語、あるいは、比較的法律・契約文書に多く用いられる一般的用語類)
著者等紹介
中島暁[ナカジマサトシ]
1971年4月三菱重工業株式会社法務部門へ入社。同社知的財産部主査/法務部(新設)主査・チームリーダーなどを経て、2003年12月同社(法務部)を定年退職。2004年1月(株)エナジス知的財産・法務担当部長(法務部門OBとして、三菱重工業の業務をサポートしている)、現在に至る。早稲田大学法学部非常勤講師(Legal Drafting国際法律文書作成)(2000年~現在)。東北大学法学部卒業(1971年)、米国Tulane大学Law School修士課程卒業(1980年)、米国Wisconsin大学Law School修士課程卒業(1982年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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