内容説明
DV・セクハラの実態と問題を明らかにし、被害者救済の最前線で戦う弁護士達がその解決策を示す。
目次
第1部 ドメスティック・バイオレンス(ドメスティック・バイオレンスとは;相談マニュアル)
第2部 セクシュアル・ハラスメント(セクシュアル・ハラスメントとは何か;セクシュアル・ハラスメント対策;キャンパス・セクシュアル・ハラスメント;事業主のセクシュアル・ハラスメント防止義務;判例要旨;書式例)
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京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
monaka
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DVの項のみ読了。弁護士というと心理面への配慮がおろそかかなという偏見がありましたが、調停委員からのジェンダー・バイアス・2次被害についてや、離婚調停中の「離婚しない」という気持ちの揺れは被害者特有の心理状態も含め考慮すること、離婚後の自立生活について精神的に疲労しているためすぐに就労というより、生活保護や児童扶養手当などを支給する方針が多いとのことで、しっかり配慮が感じられました。マニュアルということで実務的なものに富んでいます。法令の条文、書類、判例、相談機関一覧など。もう一回ちゃんと読み込みたい。2015/10/18