内容説明
映画、音楽、ゲームに出版、テレビ、演劇、コンサート、業界の法理と実務を秤にかけて渦巻く問題のかずかずを、斯界の権威が一刀両断。エンタテインメント・ロイヤーの第一人者によるあらゆるコンテンツ取引のバイブル。
目次
プロデューサー論
ソフトローとしてのエンタテインメント契約法
解釈手法の特殊性
約款論=不平等契約論
慣習・慣行
著作者人格権の不行使合意
契約書は後からやってくる:「契約書ドラフトの拘束性」仮説
エンタテインメント契約の報酬に対する立法的関与―諸外国との対比において
映画業界における契約
レコード音楽業界における契約
マネージメント業界における契約
ゲーム業界における契約
出版業界における契約
ライブパフォーマンス業界における契約
テレビ業界における契約:モバイルコンテンツ業界における契約
著者等紹介
内藤篤[ナイトウアツシ]
1958年東京に生まれる。弁護士(1985年登録)・ニューヨーク州弁護士(1990年登録)。東京大学法学部卒業後、大手渉外法律事務所に勤務の後、1994年に内藤・清水法律事務所(青山綜合法律事務所と改称)を開設。主たる仕事領域は、エンタテインメント(映画、音楽、演劇、音楽出版、マーチャンダイジング、アート取引、玩具、広告等)およびメディア/コミュニケーション関係(放送、出版、インターネット等)の法実務。慶應義塾大学法科大学院講師および一橋大学大学院国際企業戦略研究科講師(ともにエンタテインメント法担当)。名画座「シネマヴェーラ渋谷」館主。著書に『ハリウッド・パワーゲーム―アメリカ映画産業の「法と経済」』(1991年TBSブリタニカ、平成3年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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