内容説明
日米欧の合併ガイドライン、日本のM&A規制事例の分析を通して平成22年1月改正独禁法施行後の実務上の指針を示す。
目次
第1章 わが国における企業結合規制の発展プロセス(企業結合規制の発展プロセス;1982年米国合併ガイドラインの受け止め方 ほか)
第2章 規制対象と市場画定の方法(規制対象の捉え方;結合関係の捉え方 ほか)
第3章 企業結合ガイドライン(ガイドラインの変遷;協調行動による競争の実質的制限 ほか)
第4章 国際的企業結合への対応(日本の規制手続の特色;米国の規制手続の特色 ほか)
著者等紹介
上杉秋則[ウエスギアキノリ]
1970年東京大学法学部卒業、同年公正取引委員会事務局入局。1973年米国ペンシルバニア大学ロースクール法学修士(LL.M.)。取引部長(1997年~)、審査局長(2000年~)、経済取引局長(2002年~)を経て、2003年6月から事務総長。現在、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所シニア・コンサルタント、一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授
伊藤多嘉彦[イトウタカヒコ]
1997年東京大学法学部卒業。1996年司法試験合格。東京地方裁判所判事補、最高裁判所事務総局刑事局付を経て、2003年弁護士登録。2007年米国スタンフォード大学ロースクール法学修士(LL.M.)。2008年ニューヨーク州弁護士登録。現在、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所弁護士
山田香織[ヤマダカオリ]
1999年東京大学法学部卒業。英国オックスフォード大学法学修士(Mjuris,The Queen’s College)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)法学修士(LL.M.)。1997年司法試験合格、外務省勤務を経て(1999年~、旧条約局、経済局勤務)、2006年弁護士登録。現在、フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー法律事務所弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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