内容説明
米国サブプライム―何が起きたのか?なぜプレデターをとめられなかったのか?信頼の崩壊、自浄作用の喪失。事の起こりは1980年代に遡る。
目次
序章 90年代半ばからのサブプライム萌芽期
第1章 サブプライム・モーゲージの収奪的不正貸付の制度的温床
第2章 サブプライム・モーゲージの収奪的不正サービシングの実態
第3章 サブプライム・ストラクチャード・ファイナンスのもたらした無責任な実態
第4章 証券会社の共同責任
第5章 モーゲージ2次市場RMBSを再証券化した3次市場がもたらす問題
第6章 MODS、債務者救済、QSPE、サービサー、投資家責任
第7章 住宅金融政策と債務者救済
第8章 SIV危機とVIE、銀行のオフバランス市場型経営モデルの信頼喪失
第9章 モーゲージ証券化、信用移転型オリジネーターの銀行経営モデルの座礁
著者等紹介
大澤和人[オオサワカズンド]
リーマン・ブラザーズ、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、ベア・スターンズ、KPMGフィナンシャル・アドバイザリなどで20年以上にわたり証券化に従事。現在、早稲田大学大学院講師、明治学院大学法科大学院講師。慶應義塾大学法学部卒、成城大学大学院法学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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