内容説明
金融庁出向経験のある弁護士による金融商品取引業者の営業マン・コンプライアンス担当者向けの入門的解説書。膨大な金融商品取引法の全体をコンパクトに概観するとともに、行為規制・内部統制について留意した。
目次
金融商品取引法等のポイント
金融商品・サービスの法規制の必要性
金融商品取引法の目的
証券取引法から金融商品取引法へ
金融商品取引法の対象範囲
金融商品・サービスの発行者等に関する規制―情報開示
内部統制報告書について
金融商品取引業者の業規制
金融商品取引業者の行為規制
民事裁判規範・金融商品販売法について
特定投資家(プロ)と一般投資家(アマ)の区分
金融商品取引市場について(自主規制業務の適正な運営の確保)
市場取引を行う投資者に対する規制(不公正取引への厳正な対応 平成18年7月4日施行分)
市場等を監視する者
用語の解説
著者等紹介
吉田修[ヨシダオサム]
昭和43年4月生まれ。平成10年4月東京弁護士会登録。平成15年5月任期付公務員として金融庁総務企画局市場課課長補佐に着任(株券電子化・課徴金(民事責任)法制等を中心に担当)。金融庁コンプライアンス対応室室員を兼務。平成17年5月金融庁退職。平成18年3月幸橋法律事務所に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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