内容説明
事業再生市場の確立を期して。産業再生機構のプロフェッショナル・スタッフである事業、金融、証券、財務、会計、税務、不動産、法務等の専門家が、機構業務の実務を詳述し、今後のわが国事業再生に必要なノウハウを提示する、実務家座右の書。
目次
第3編 債権者調整と債権買取手続(債権者調整;債権買取手続)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kyo-to-read
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事業再生に至る段階の中で債権者、債務者を始めとするステークホルダー間の調整をまとめた一冊。自分は、事業再生よりも、債権回収・リストラ面での知識を補強する為に、読み始めたので、本書が全巻の中で、最も参考になったが、債権者サイドに立つ金融業者ならば、最も揉めるであろうこの問題について、ロジックを以て臨む為、本書は他の巻よりも役に立つと思う。2011/07/25
緑色と風
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事業再生において、最も敏感な問題が、債権者との債務削減交渉だ。本書には、産業再生機構が取り組んだ記録が詰まっている。微妙な問題にどう取り組んだかがしっかり書いてある。日本の債権者調整におけるバイブルだ。2009/06/30