内容説明
平成15年5月23日、個人情報保護法が難産の末誕生した。多くの企業の担当者の方は「わが社の個人情報保護対策は大丈夫なのか」という不安をもっている。その理由は個人情報保護法がわかりにくいところにある。本書は、実務に即した解説、最新情報の取込み、ポイントを絞った解説、の3つの視点に立って、できる限りわかりやすく個人情報保護対策の中身を書き上げたものである。
目次
第1部 個人情報保護法の概要と対策のポイント(個人情報保護対策の理解;個人情報保護法の定義)
第2部 各場面ごと義務(「取得」の場面の義務;「利用」の場面の義務;「管理」の場面の義務;「第三者提供」の場面の義務;「本人関与」の場面の義務)
第3部 個人情報保護対策担当者の実務(個人情報保護対策の第一歩;個人情報取扱ルールの策定)
第4部 個人情報の漏えい防止(個人情報漏えいの予防的対策;個人情報漏えいの事後的対策)
著者等紹介
久保光太郎[クボコウタロウ]
あさひ・狛法律事務所弁護士。1977年、北海道生まれ。1999年、慶応義塾大学法学部卒業。同年、司法試験合格。2001年、弁護士登録(第一東京弁護士会)とともに、小松・狛・西川法律事務所(現、あさひ・狛法律事務所)入所。主に日本企業と海外企業の取引等の渉外企業法務、コンプライアンス支援業務等を中心に幅広く企業法務案件を担当しているが、個人情報保護法成立後は、個人情報保護対策に関する助言・指導、社内・社外セミナー講師等に注力している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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