内容説明
本書は、立法過程にある新倒産法制の立法論的課題とその運用の問題点を探求したものである。
目次
第1章 新倒産法のあり方―倒産法制に関する改正検討事項に対する意見
第2章 企業倒産における裁判所と債権者等の役割―続・新倒産法のあり方
第3章 民事再生法運用のあり方
第4章 民事再生法施行後に生じた諸問題とその解決策
第5章 民事再生法による担保権消滅請求の濫用防止策
第6章 担保権実行としての競売手続中止命令
第7章 国際倒産における否認権の準拠法
第8章 企業再建実務の変化と会社更生法改正の問題点についての再検討
第9章 更生担保権の処遇についての再検討―更生担保権額確定にあたっての評価基準と更生計画案による権利変更の程度
第10章 更生手続開始とリース取引
著者等紹介
高木新二郎[タカギシンジロウ]
1935年9月生。1963年弁護士登録。1987年法政大学兼任講師。1988年判事任官・東京高等裁判所判事。1989年東京地方裁判所判事(部総括)。1995年山形地方・家庭裁判所長。1997年新潟地方裁判所長。1998年東京高等裁判所部総括判事。2000年3月判事依願退官。2000年4月独協大学法学部教授。2002年1月法学博士
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