内容説明
本書は日本企業の株主になったアクティビストといわれる米英の機関投資家が、コーポレート・ガバナンスの観点から日本の企業経営システムの改善の指摘を行い、企業内の変革の契機をもたらそうとしている彼らの考え方とその関連事実を具体的な事例を示しながら記述したものである。
目次
第1章 外国人株主が監視する日本企業の問題点
第2章 日本企業の取締役(会)と監査役(会)の構造的問題点
第3章 経営監視のための議決権行使
第4章 機能しない監査役の経営監査
第5章 外国人株主の経営監視の具体例
著者等紹介
藤田利之[フジタトシユキ]
1941年生。1964年3月慶応義塾大学商学部卒業。1964年4月三井信託銀行(株)入社。1973年1月ミシガン州立大学留学。1986年6月国際金融部長。1993年6月日本シャクリー(株)取締役法務部長。1999年7月(株)ディレク・ティー・ビー社外監査役。2001年6月プルデンシャル・ファイナンス・アドバイザーズ証券社外監査役。日本大学大学院ビジネス・スクール等でガバナンスを講義中
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