内容説明
本書は、脳のモデル化の手法を学んで、脳を含む生体情報工学の研究を進める手がかりとし、また情報処理の新しい面を知り、工学一般への幅広い応用をめざすための教科書ないし専門書として書かれたものである。内容は極めて平易である。
目次
1 パーセプトロンと紙幣識別器
2 視覚系のモデル
3 センサフュージョン型物体識別システム
4 運動パターンを自己形成するロボット
5 脳の記憶のモデル・アソシアトロン
6 合目的的行動を自己形成するロボット
7 認識・記憶・行動系のモデル
8 言語発生のプリミティブモデル