内容説明
計算機アーキテクチャに対する定義には諸説があるが、本書では命令セットをインタフェースとしたハードウェアからなる計算機システムの機能と構造のモデルであると定義する。本書の主題の一つは、計算機アーキテクチャに立脚したハードウェアの構図の解析と設計である。計算機アーキテクチャの評価は、それを具体化した計算機に対してなされる。もう一つの主題は、ハードウェアを具体化する際の技術をアーキテクチャの評価の観点から選択する際の基本的な考え方である。工学、理学といった枠に拘泥することなくこれらの主題に取り組むことを意図して、本書の執筆を始めた。
目次
1 序論
2 計算機システム
3 論理回路
4 論理ゲート
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