クックパッドデータから読み解く食卓の科学―「食べたい」と「売場」をつなぐヒント集

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784785505202
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0063

出版社内容情報

「食べたい」と「売場」をつなぐ、日本最大のレシピサービス「クックパッド」による食品スーパー関係者必修のビッグデータ活用法

内容説明

台風の日にコロッケが売れる!?日本最大のレシピサービス「クックパッド」による、食品スーパー関係者必見のビッグデータ活用法!「ヒットしそうな新メニュー」「あの食材の本当の使われ方」食卓の「リアルな実態」が分かります!

目次

検索データが持つ強み―生活者の本当のニーズを直接反映した価値あるデータ
イマドキ簡便調理―工程を減らし、材料や工程を変え、調理器具も徹底活用
食の多様な地域性―検索データから見える新しい食地図
催事と食の関係性―本当に求められている食材とメニュー
天気で変わる食模様―気候の変化で起こる食ニーズを見逃すな
曜日別メニューニーズ―曜日とメニューカテゴリーのクロス分析で食卓が見えてくる
年齢別メニューニーズ―素材、食感、調理法など、好みや目的の違いに注目
ライフステージ別メニューニーズ―変化するメニューが初めて明らかに
おいしさの表現法―言葉の力でPOPを生き生きさせる
食トレンドを解析する―成功物語から読み解く「ヒットの法則」
データの可能性―より多くの分野での活用を目指して

著者等紹介

中村耕史[ナカムラコウシ]
市場調査会社にて、法人営業やクライアント企業のマーケティング課題の解決に従事。クックパッドに入社後、広告施策の効果測定やアンケートシステムのリプレイス、サービス利用者動向分析、全社KPI管理などを経て「たべみる」のプロダクトマネージャーを務めトレンド調査ラボを立ち上げる。新潟出身

伊尾木将之[イオキマサユキ]
日本IBMを経て、クックパッドにエンジニアとして入社。現在は研究開発部のメンバーとして、食文化の研究を行っており、日本家政学会、食文化研究部会の役員を勤めている。大阪出身

佐々木健太[ササキケンタ]
総合電機メーカー、メディア運営会社を経て、2016年にクックパッド入社。クックパッドでは「たべみる」やDMP(Data Management Platform)の分析、開発を担当。単純集計から機械学習を使ったロジックの開発まで、幅広い業務に携わる。兵庫出身

村上雅洋[ムラカミマサヒロ]
市場調査会社にて、データ解析やクライアント企業のマーケティング課題の解決に従事。クックパッドに入社後、広告施策の効果測定や検索データ・投稿レシピに見られる生活者ニーズに関する分析などを担当。岩手出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

26
【拾読】ビッグデータをどう読み解くかのヒント集。読み物というよりは、こういうデータが出たよ、という感じ。2017年とちょっと古い本だけど、トレンド分析では、写真映え(萌え断)、手間を減らす(ずぼら、作り置き)、大量な食材(無限消費)、新しい料理(エッグベネディクト、塩こうじ)、新しい料理法(ぎゅうぎゅう焼き、おにぎらず)、ヘルシー(糖質制限)、楽しい料理(キャラ弁)など様々な視点での料理キーワードが浮かんでくる。これだけ見ても料理にかかわる切実なニーズが感じられる。面白いけど、気軽に読むには重いな。2022/08/14

きゅー

6
クックパッドは法人向けのサービスとして、レシピの検索データを元にした分析ツール「たべみる」を提供している。スーパーであれば、正月明けにどのようなレシピが検索されているのかを知ることで、意外な食材の販促につながるかもしれない。食品メーカーでは、暖冬と厳冬で鍋の素の需要が異なることが分かるかもしれない。本書はたべみるを活用した、マーケティングの実務者や食文化に関心のある人に向けての事例集となっている。そしてまた、事例集から一歩踏み込んで、日本の食の現在を知るための一冊としても活用できるようになっている。2024/01/22

dahatake

2
食という明確なドメインでの年間延6,000万の「検索」ログの分析。 食の周辺での生産・流通・レシピの命名など、それらの消費者視点でのデータを収集している CookPad という会社の凄さと楽しさが垣間見える。データ収集と分析を外部に発注詩てなかったからこそ、「たべみる」が生まれたのだろう。 様々な方にオススメ。一気に読めるし。2020/09/27

四色しおり

1
ビッグデータとはどのようなものでどのように分析するのか?のお手本のようなサンプル集だった。これをどのように成長へ生かしているかは現在進行形の話なのでもう少し調べてみることにする。2019/02/06

zaku0087

1
こういうことこそビッグデータ活用ということののだろう。食品開発者にとっては、じっくりと読むより、何かの時に辞書のように使うと便利だと思う。2019/01/04

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