ポピュラー・サイエンス
野生イネへの旅

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784785387372
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C0045

目次

1章 イネの仲間たち―「分類」を考える
2章 野生イネの適応戦略
3章 アジアを歩く
4章 アフリカへ
5章 水と緑の世界・アマゾン
6章 進化のシナリオ
7章 野生イネは生き続けられるか

著者等紹介

森島啓子[モリシマヒロコ]
1934年横浜市に生まれる。1958年東京大学農学部を卒業。1964年農学博士。1958年~1998年国立遺伝学研究所で、研究員・助教授・教授として勤務。現在、東京農業大学嘱託教授
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感想・レビュー

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Uzundk

2
世界中の栽培米のほとんどが同じサティヴァという種名であると言う事を初めて知った。見た目も違うし一年生だったり多年生だったりと同じ品種でも異なる生態をしている。そしてそれは生活環境によって緩やかに切り替わっている。対応力の高さに目を見張る。なぜイネが栽培種となったか、他の野生種とはどのように違うのかについての示唆があった。たった五世代で栽培に向いた稲が自然と増えたと言う事、栽培向きの特性が遺伝子上の近い位置にある...変異の仕方の特徴が栽培可能な品種というものに関係があるかも知れない。2016/11/12

R10

0
野生イネを求めて世界各地を旅する研究者の話。アフリカでの野生イネの採集方法が、イネが植わっているところを篭を振るって脱粒したものを集める、というものであることに驚いた。野生イネなので脱粒しやすいだろうけれども…。イネも色々なら採集方法も色々なのだ。2016/03/10

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