内容説明
本書の前半は、日本の地球局アンテナが世界の頂点に立つまでの苦労話と、それに続くいくつかの新アンテナが生まれるまでの物語で、研究の裏話やエピソートもたくさん出てきます。次に、それまでは使われていなかった新しい電波利用への挑戦として、まず新しい降雨強度計を発明して雨の観測を始め、多額のお金をかけて大きな電波観測装置を作ったのですが、思い違いがあったりして困った話や、このピンチを切り抜けるための武勇伝、この観測装置で月や電波星、惑星などの電波を受信した物語です。
目次
第1章 黎明期の地球局アンテナ
第2章 悪戦苦闘
第3章 問題解決への道
第4章 大気のいたずら
第5章 一騎当千の仲間たち
第6章 新アンテナの開発
第7章 新しい電波の利用を探る
余談(超新星「かに星雲」の話;電波で見る月とビーナス)
感想・レビュー
-
- 和書
- ピアノの歴史