内容説明
大学の教養課程の学生を対象に、文科系から理工系、医薬看護系、農学・栄養系まで幅広く利用できるように執筆された教科書・参考書。高等学校で生物学を履修してこなかった学生のために高校生物の内容を一通り網羅しながら、既習者や大学の生物学への接続を意識して(高校の教科書よりも)難易度を少し高くするように記述するとともに、生命科学が発展する現代に必要と思われる(とくに人間自身に関する)内容をプラスして解説しました。また、生物学の発展に寄与した研究者の業績をできるだけ取り上げ、とりわけ日本人研究者の貢献も数多く紹介しました。
目次
1 生物と生物学
2 細胞・生体構成物質とエネルギー
3 遺伝子とそのはたらき
4 動物の生殖と発生
5 ヒト(動物)の器官とそのはたらき
6 植物のしくみ
7 老化・寿命とヒトの病気
8 進化の歴史としくみ
9 生物の系統と分類
10 生物多様性と生態系
著者等紹介
武村政春[タケムラマサハル]
1969年三重県に生まれる。1992年三重大学生物資源学部卒業。1998年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。名古屋大学助手、三重大学助手、東京理科大学講師等を経て、東京理科大学大学院科学教育研究科准教授、博士(医学)。真核生物の起源に関する研究、真核生物DNA複製を司る酵素DNAポリメラーゼの生化学的研究、中等教育における新しい生物教育教材等の開発研究に従事。また一般書等を通じて、分子生物学や生命科学をわかりやすく社会に伝える活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 鏡花変化帖