内容説明
光と物質との多彩な相互作用。量子エレクトロニクス、量子光学、光エレクトロニクス、分光測定など、多彩な領域の基礎となる非線形光学の画期的入門書。量子力学を苦手とする人にもお薦め。
目次
第1章 非線形光学現象と非線形感受率(非線形光学現象;非線形光学効果の大きさ ほか)
第2章 2次の非線形光学効果(2次の非線形光学過程;2次の非線形感受率と非線形光学係数 ほか)
第3章 3次の非線形光学効果(3次の非線形光学現象と4光波混合;3次の非線形分極 ほか)
第4章 誘導ラマン散乱(線形ラマン散乱;誘導ラマン過程 ほか)
第5章 非線形光学過程の一般論(一般的な非線形感受率の定義;局所場効果 ほか)
付録
著者等紹介
服部利明[ハットリトシアキ]
1961年埼玉県生まれ。1984年東京大学理学部物理学科卒業。1990年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了、理学博士。1990年~1991年理化学研究所フロンティア研究員、基礎科学特別研究員。1991年筑波大学物理工学系助手。1994年同講師。2002年同助教授。2007年筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授。専攻は量子エレクトロニクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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