内容説明
本書では、諸科学の基礎としての物理学の基本を学び、自然と人間をめぐるさまざまな問題に取り組む手掛かりとなるように、物理的な見方・考え方を述べ、身の周りのさまざまな問題との結びつきにも触れている。
目次
1 物質の成り立ち
2 運動の力学
3 大きさと形のある物体の力学
4 気体と液体の力学
5 振動と波動
6 光の進み方
7 電気と磁気の基本的性質
8 生活の中の電磁気
9 熱と物質
10 エネルギーの科学
著者等紹介
木下紀正[キノシタキセイ]
1940年大分県出身。1968年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。九州大学理学部助手、ドイツ連邦ビーレフェルト大学物理学部講師研究員・学際研究センター客員研究員、鹿児島大学教育学部助教授を経て、現在鹿児島大学教育学部教授。専門の理論物理学における素粒子原子核高エネルギー反応の理論と共に、噴煙と火山ガスの大気拡散、黄砂の衛星画像解析など地球環境科学を研究
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