内容説明
本書では、結晶成長の基本ストーリーを、物理の普遍的な見方に基づいて説明する。その際、数式はできるだけ初等的な範囲に抑え、図の助けを得ながら、計算も一つ一つ追え、物理の理解もできるように心がけた。また、添字や記号が多いので、それらの意味を索引の前に表としてまとめ、読者の便をはかった。
目次
1 相変化の熱力学
2 結晶の誕生
3 理想的成長
4 表面構造とラフニング
5 表面カイネティクス
6 界面不安定性と形態形成
7 エピタキシャル成長
著者等紹介
斎藤幸夫[サイトウユキオ]
1948年生まれ。東京都出身。東京大学理学部物理学科卒、同大学院理学系研究科物理学博士課程修了。ドイツ・ユーリッヒ原子力研究所ポスドク、常任研究員、慶応義塾大学理工学部物理学科専任講師、助教授を経て、現在、同教授。理学博士
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