目次
1 物質の凝集機構
2 格子振動と結晶の熱的性質
3 金属の自由電子論
4 誘電体
5 常磁性と反磁性
6 強磁性体と強誘電体
7 バンド理論
8 半導体
9 格子欠陥
10 超伝導
著者等紹介
黒沢達美[クロサワタツミ]
1929年東京都出身。1951年東京大学理学部物理学科卒。東大理工学研究所、同物性研究所を経て、中央大学理工学部助教授、教授。現在、中央大学名誉教授。専攻は固体物理学。理学博士
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
24
私が勉強した初版では、 P21 式1.5の原子N個からなる結晶の振動エネルギーの総計の理屈を知りませんでした。 また、「調和振動をしている粒子の場合、そのポテンシャルエネルギーの平均値は運動エネルギーの平均値に等しい」という理屈もしりませんでした。 P22 式1.12で、分子の項の前の方が2乗になっている理屈も知りませんでした。2021/08/28
牛タン
2
固体物理の入門書。他のユーザーの方の「詳しめのブルーバックス」という表現が的を得ていると思った2017/06/19
凡人君
1
物性論の入門書に最適。イメージがつきやすいように工夫されているが、理解がついていかないところが多々あった。2014/12/12
ま〇お
1
少し詳し目のブルーバックス。 ゆるふわに各章の概要を得られるがゆるふわな故に疑問も残る。 教科書だから読んだけど講義大丈夫?2014/09/24
嘉村 崇宏
1
物性論の感覚的な説明を試みた本。前書きでは量子力学や統計力学の予備知識はあまりいらないということだが、必要だと思う。結構分かりやすい本。2013/12/26