内容説明
本書は、一方では熱力学の歴史的なあゆみを追いながら、他方で分子運動論を主体とする微視的な考察を間に入れ、現代の読者に最もよく、かつ早く熱力学の本質を理解させることにつとめた。
目次
１ 熱力学の基礎
２ 熱と分子運動
３ 熱力学第１法則
４ 熱力学第２法則
５ 熱力学的諸関数と平衡の条件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
4
熱力学の復習のため。伝統的でスタンダードなスタイルの物理系の熱力学の教科書。▼以前、「熱力学, 三宅」https://bookmeter.com/reviews/66686340 を読んだが、学習漏れがないか確認する意味でこの本も読んだけど、特筆して新たに学ぶところはなかった。比較すると、こちらの本の方が基礎をやや丁寧に解説していて、三宅さんの本の方が応用面にもやや手を伸ばしている印象。▼次は統計力学の復習に進みたい。2017/12/18
