目次
１ 集合論（集合と関数；集合圏；集合と論理；組合わせ解析）
２ 線型代数（数学教育としての線形代数；ベクトルと行列；線型空間；線型幾何）
付 数学教育の流れ
著者等紹介
森毅［モリツヨシ］
１９２８年（昭和３年）東京生まれ。１９５０年（昭和２５年）東京大学理学部数学科卒。京都大学教養部教授を経て、京都大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まつど@理工
8
ツイッターで #掛算 の順序に関する議論に参加してみた。遠山啓の水道方式における内包量、外延量に対する批判や測度との関係など有益な議論だった。基礎概念はやっぱり難しい。森毅は｢数の現象学｣で掛算の順序で減点するということを書いていたそうだが、この本ではもっと大きな位置付けで順序を捉えているのではないかと思う。故人は語らない。ゲド戦記で過去の偉人を生き返らせても｢現在に対応できない｣という話があったことを思い出した。死んでも著作は読まれ続ける訳か…2014/03/12
