内容説明
患者さんを苦しめる痛みが何に由来するものなのか、その原因に対してどのようなアプローチをすれば痛みを取り除くことができるのか…。問診や身体所見、エコーといった各種検査の方法。エコーガイド下fasciaハイドロリリース、仙腸関節ブロック、AKA‐博田法やSwing‐石黒法などの治療手技。腰痛治療の専門家たちが実際に行っている“長引く腰痛”の診断から治療までの一連の流れを開陳!
目次
第1章 腰痛診療は進化したか?―現代腰痛診療の落とし穴
第2章 腰痛診療の新展開(腰痛の実態と診断法;腰痛治療の新しいアプローチ:腰部痛に対するエコーガイド下fasciaハイドロリリース)
第3章 画像では診断しにくい発痛源へのアプローチ(腰椎疾患;仙腸関節障害;臀部の靱帯由来の痛み;絞扼性神経障害)
第4章 アスリートの腰痛(アスリートの腰痛に対する評価・診断;アスリートの腰痛に対するリハビリテーション)
著者等紹介
村上栄一[ムラカミエイイチ]
1981年東北大学医学部卒業。1982年東北大学整形外科入局、総合水沢病院勤務。1986年岩手県立高田病院整形外科科長。1990年東北大学医学部附属病院助手。1992年釜石市民病院整形外科科長。1996年同副院長。2003年仙台社会保険病院整形外科主任部長。2009年同副院長。2014年JCHO仙台病院副院長。2019年同院長(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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