出版社内容情報
《内容》 専門医試験,認定医試験を目指す研修医,若手医師のために,その分野のエキスパートにふさわしい症例を呈示し,シミュレーション体験できるケース・スタディの書。設問に答えながら,症例ごとに知識の整理を行えるよう,要点を丁寧に解説。感染症の基礎知識,感染症症例39例,化学療法の基礎知識,消毒薬まで全領域を網羅。改訂にあたり,AIDS 《目次》 O157をはじめ全項目のデータを見直した。
内容説明
本書では、日常の診療の中で比較的多く遭遇する感染症、また頻度としては少ないものの、知識として頭の中に入れておくべき疾患などを取り上げた。執筆をした先生方はいずれも医療の最前線で現在活躍中の方ばかりであり、その内容はきわめて示唆に富んだものとなっている。
目次
1 感染症の基礎知識(感染症であることの推定;起炎病原体の推定―67歳男性例;塗抹鏡検―45歳女性例 ほか)
2 症例(黄色痰と発熱で来院した53歳男性;咳嗽、喀痰、発熱、胸部X線陰影異常にて紹介入院した63歳女性;急性呼吸不全で入院した43歳男性 ほか)
3 化学療法の基礎知識(抗菌薬の作用機序;抗菌薬の耐性機序;副作用―各種抗菌薬が無効な肺炎様陰影を呈する56歳男性 ほか)