内容説明
一見、難しいと感じるケースでも、振り返ってみると以前に似たような場面を経験しているということは少なくありません。人の最善はひとりひとり異なり、本人の状況や思いを丁寧に汲み取りながら柔軟に対応することが大切なのは言うまでもありません。しかし、行き当たりばったりの対応を繰り返すのではなく、これまでの経験をひとつの「パターン」としてとらえ、支援者としての確固たる方針を持っておくことができれば、困難な場面でも落ち着いて、自信を持って関わることができます。
目次
患者本人と配偶者の意見や方針が異なる場合
看取り期に家族が最期まで点滴を希望される場合
誤嚥性肺炎を起こして絶食になった場合
退院時に予後が告知されていない場合
胃瘻をするかどうか迷っている場合
患者から人工透析を中止したいと言われた場合
延命治療をやめたいと家族に言われた場合
患者本人が治療を拒否する場合
精神疾患患者の終末期医療の場合
本人と意向が異なる家族がトラブルを起こす場合
独居で看取ってほしいと言われた場合
看取りのときに子どもに告知がされていない場合
家族間で意見が異なる場合
家族が多忙で自宅での看取りができないと言われた場合
本人が自宅での看取りを希望しても、退院できない場合
人工呼吸器をつけた小児の両親が延命治療を中止したいと言った場合
在宅では困難な処置を病院から依頼された場合
終末期に患者が自分でトイレに行きたいと言う場合
ALSの患者に「自然に看取ってほしい」と言われた場合
患者本人が終末期にやりたいことがある場合
患者本人に食べたいものがある場合
本人が病気のことをすべて話してほしいと希望する場合
末梢点滴を継続している場合
看取り実績がない施設から看取り支援を依頼された場合
最期の瞬間を見られなかったと家族が後悔している場合
AYA世代のがん患者と家族を支援する場合
著者等紹介
永井康徳[ナガイヤスノリ]
医療法人ゆうの森 たんぽぽクリニック。2000年に愛媛県松山市で在宅医療専門クリニックを開業。職員4人、患者ゼロからスタートする。「理念」「システム」「人材」において高いレベルを維持することで、在宅医療の「質を高めること」をめざしてきた。現在は職員数約100人となり、多職種のチームで協働して行う在宅医療を主体に有床診療所、外来診療も行う。2012年には市町村合併の余波で廃止となった人口約1,100人の町の公立診療所を継承した。このへき地医療への取り組みで、2016年に第1回日本サービス大賞「地方創生大臣賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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