内容説明
“かぜ”を診られるということは、“かぜ以外の疾患”を見きわめられることにほかなりません。外来でみる発熱、感染症のための1冊。
目次
1章 成人の“かぜ”のみかた(“かぜ”の分類のしかた;“かぜ”診療における医師の役割;地雷を踏まないために ほか)
2章 小児の“かぜ”のみかた(せき、はな、のど型(普通感冒)
はな型(急性鼻・副鼻腔炎)
のど型(急性咽頭・扁桃炎) ほか)
3章 妊婦・授乳婦の“かぜ”のみかた(妊婦が“かぜ”でやってきた;授乳婦が“かぜ”でやってきた;漢方の適応と治療)
著者等紹介
山本舜悟[ヤマモトシュンゴ]
京都市立病院感染症科副部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Iwata Kentaro
3
献本御礼。風邪の本で改定が重なるという時点で日本の診療レベルが向上している証です。向上しているから、到達してるわけでもないんだけど。あとは風邪の存在論、オントロジーみたいなのが議論できたらこの問題はほぼほぼ解決かな。2019/10/21
peeping hole
2
これは本当に好きな本。"「わからない」場合の対処法"と書かれた箇所のすべてに参考文献が、説明を「処方」する、など下地を引かれたすべてがありがたい。次に病院に行ったらワインを頼むように漢方について嘯いてみたくなる。高度なジョジョの引用に笑った。風邪の奥深さに入門。2023/06/02
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- 「開かれた学校」の功罪