腹部の超音波診断Q&A―Bモード法からカラードプラ法まで (改訂第5版)

腹部の超音波診断Q&A―Bモード法からカラードプラ法まで (改訂第5版)

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  • サイズ B5判/ページ数 272p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784784940233
  • NDC分類 492.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 腹部消化器領域で日常遭遇しやすい疾患について基礎的事項と,超音波所見をカラーを含め約500枚の写真を使いQ&A方式でわかりやすく解説。 カラードプラ法を加え,超音波読影の最新情報を紹介。    《目次》 【Bモード編】 第1章 超音波読影の基本的事項  Q1 超音波の性質と超音波診断法の原理について  Q2 超音波診断法とX線診断法との相違は  Q3 超音波の分解能について,ほか全13問 第2章 肝echogram判読の基礎  Q1 肝の基本的なscanning方法は  Q2 肝echogram判読について  Q3 肝内をくまなくscanningするためには,ほか全5問 第3章 肝癌(主として肝細胞癌)の超音波像  Q1 肝限局性病変を見逃さないためには  Q2 肝内限局性病変の検出時,注意すべき点は  Q3 超音波診断法とX線診断法との相違は,ほか全12問 第4章 限局性肝疾患(肝癌を除く)の超音波診断  Q1 肝嚢胞の超音波像は  Q2 肝血管腫の特徴的超音波所見を  Q3 肝血管腫とchameleon signについて,ほか全6問 第5章 びまん性肝疾患の超音波像  Q1 びまん性肝疾患に対する超音波診断は  Q2 肝表面の性状を正確に診断するためには  Q3 超音波のみで肝硬変の診断ができるか,ほか全14問 第6章 胆嚢疾患(主として胆石)の超音波像  Q1 胆嚢疾患に対する超音波検査の位置づけを  Q2 胆嚢,胆管の描出方法について  Q3 胆道系検査の際に陥りやすいpitfallは,ほか全7問 第7章 胆嚢疾患(胆石を除く)の超音波像  Q1 胆嚢壁に肥厚がみられた場合は  Q2 急性胆嚢炎の超音波診断は  Q3 慢性胆嚢炎の超音波像は,ほか全11問 第8章 黄疸の鑑別診断  Q1 黄疸患者の検査の進め方は  Q2 総胆管の描出方法は  Q3 閉塞性黄疸では肝内・外胆管は必ず拡張するか,ほか全6問 第9章 膵echogram判読の基礎と膵炎の超音波像  Q1 膵の描出方法について  Q2 膵の描出不良の原因とその対策を  Q3 膵超音波像のチェックポイントを,ほか全6問 第10章 膵腫瘍性病変の超音波像  Q1 膵癌に対する超音波検査の現況は  Q2 膵癌の超音波像について  Q3 膵頭部癌の超音波像について,ほか全9問 第11章 消化管疾患に対する基本的事項と胃癌  Q1 消化管疾患に対する超音波診断の現況を  Q2 消化管の超音波検査施行時に必要な処置は  Q3 正常消化管の超音波像について,ほか全9問 第12章 急性胃炎,胃・十二指腸潰瘍など  Q1 急性胃炎の超音波像の特徴は  Q2 胃潰瘍の超音波診断は可能か  Q3 胃粘膜下腫瘍の超音波診断について,ほか全5問 第13章 大腸疾患と急性腹症  Q1 大腸・直腸の系統的走査法は  Q2 大腸癌の超音波像を  Q3 大腸癌・直腸癌に伴う随伴所見を,ほか全7問 第14章 腎限局性疾患  Q1 正常腎の超音波像を  Q2 スクリーニング検査における腎病変発見の頻度は  Q3 腎嚢胞の超音波像の特徴を,ほか全7問 第15章 水腎症,慢性腎不全,副腎病変  Q1 水腎症の超音波診断について  Q2 尿路系結石の超音波診断は  Q3 尿管結石の超音波診断について,ほか全13問 第16章 前立腺の超音波診断  Q1 腹部の超音波スクリーニング検査で前立腺も観察が可能か  Q2 経腹壁走査による前立腺超音波検査の前準備は  Q3 経腹壁走査による健常成人の前立腺超音波像について,ほか全7問 第17章 脾の超音波診断  Q1 超音波断層で脾の腫大を測定する意義を  Q2 脾超音波像の描出方法は  Q3 脾の表示法(ラベリング)について,ほか全12問 第18章 超音波内視鏡(Endoscopic Ultra-sonography)  Q1 超音波内視鏡とは  Q2 EUSが効果的であった症例は  Q3 管腔内超音波検査法(IDUS)について 【カラードプラ編】 第1章 ドプラ検査法の基礎知識  Q1 使用用語の説明を  Q2 超音波パルスドプラの原理は 第2章 びまん性肝疾患  Q1 肝血流量の測定は可能か  Q2 肝静脈波形は肝硬変で変わるか  Q3 Budd-Chiari症候群の診断に役立つ点は,ほか全12問 第3章 限局性肝疾患  Q1 古典的肝細胞癌のドプラ所見は  Q2 高分化型肝細胞癌でもドプラ信号が検出されるのか  Q3  深部に位置する肝細胞癌のドプラ信号は,ほか全14問 第4章 胆道疾患  Q1  急性胆嚢炎のドプラ所見は  Q2  胆嚢ポリープの所見は  Q3  胆嚢腺筋腫症のドプラ所見は,ほか全5問 第5章 膵疾患  Q1  膵腫瘤に対するドプラ法の臨床的意義は  Q2  膵腫瘤内のRIで質的診断は可能か  Q3  膵腫瘤内のドプラ信号の最高流速からその質的診断が可能か,ほか全9問 第6章 消化管疾患 第7章 THI・3D

内容説明

第5版にあたり、肝、胆、膵領域をはじめ、消化管、泌尿器科領域のスクリーニングに関する内容(カラードプラを含めて)は、原則としてそのまま記載しながら、新しい超音波画像ファイリングシステムや超音波専門医に関する事項、標準的なスクリーニング法、記録法などを追加し、カラードプラ画像を増やし、さらにはTHIや3Dなど最近の新しい映像法に関しても、新しい項を設けた。

目次

超音波映像(Bモード法)法(超音波読影の基本的事項;肝echogram判読の基礎;肝癌(主として肝細胞癌)の超音波像
限局性肝疾患(肝癌を除く)の超音波診断
びまん性肝疾患の超音波像 ほか)
カラードプラ法(ドプラ検査法の基礎知識;びまん性肝疾患;限局性肝疾患;胆道疾患;膵疾患 ほか)

著者等紹介

坂口正剛[サカグチセイゴウ]
福岡大学筑紫病院消化器科講師。1967年、岩手医科大学医学部卒業。1968~91年、九州大学医学部第3内科、新潟大学医学部第3内科、福岡大学第1内科。1992年、福岡大学筑紫病院消化器科講師。現在に至る
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