内容説明
生涯発達の条件に、他人より優れた能力を持っているとか、傑出した業績をあげたかどうかは関与しない。人は、いくつになっても人として育ち、自分流の生き方、知恵、技を磨くことができる。肉食推進派で老年学の大家の“次なる提言!”
目次
序章 スーパー老人とは何か
第1章 どうすればスーパー老人になれるのか?(室井摩耶子という女性に注目してみよう(世界最高齢の現役ピアニスト;幼いときから好奇心、冒険心、行動力のかたまり ほか)
何を食べ、どう暮らすのか?(食生活は好き嫌いなく多様、肉と牛乳は毎日;多様な食物を食べることがポイント ほか))
第2章 スーパー老人の条件「生涯発達」とは?(老化研究が見出した“加齢力”とは(有害な老化からの意識の転換;健康オタクは生涯発達しない ほか)
何が「生涯発達」をもたらしてくれるのか(心のあり方―いくつになっても心は老けない!;頭の使い方―句会はよいけど脳トレはダメ ほか))
第3章 生涯発達はアンチエイジングではない(スーパー老人から学んだこと(人類の最大の可能性を実現;老化と生涯発達は両立する ほか))
著者等紹介
柴田博[シバタヒロシ]
桜美林大学名誉教授・特任教授、医学博士、日本老年医学会認定専門医、日本内科学会認定医。1937年北海道生まれ。1965年北海道大学医学部卒業後、東京大学医学部第四内科医員等を経て、1993年東京都老人総合研究所(現東京都健康長寿医療センター研究所)副所長(現名誉所員)。2002年桜美林大学大学院老年学教授、2011年人間総合科学大学保健医療学部長を歴任。日本応用老年学会理事長をはじめ3つの学会の理事、5つの公益財団法人の役員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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