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内容説明
自民党広報のキシャクラブを解体し、メディアセンターの開設を!
目次
第1部 職業としてのジャーナリスト(生まれ変わっても、またジャーナリストになる;大学生に見放される新聞・テレビ業界;ネット時代で激減する新聞部数 ほか)
第2部 キシャクラブを解体し広報センターを(現代の大本営発表報道の退廃―法的には世界一の「報道の自由」;「記者クラブ」を廃止し、広報センターを作った長野県と鎌倉市;権力機構の一部になった企業メディア ほか)
第3部 市民に厳しく公人に優しい報道現場の劣化(和歌山毒物カレー事件―無実の林眞須美さん支援の学習会で講演;袴田巌さん再審裁判から学ぼう;西山美香氏国賠裁判で山本誠証人らを仮名報道 ほか)
資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんな本や雑誌が大好き!?
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自叙伝的報道回顧録です。同志社大学では、村田晃嗣学長時代にあって定年延長が認められず「不当解雇」されたそうです(ご本人の「主張」です)。そのあと、ガンのために失声状態に陥ったりしたこともあったそうです。近所の人が新聞購読をほとんどしていないことに危機感を抱いてもいます。教授時代にあっても、教え子たちの中で購読するのは少数派だったようです。 それでいいのかと、「生涯一記者」(ジャーナリスト)としての自負を持つ浅野さんが、回顧録的に綴ったジャーナリズム論です。執念の一冊です。読みごたえはありました。2024/12/12