内容説明
親子の引き離しの現実を共有する語りの建白書。
目次
1 「共同親権」って何だ?(スコット・マッキンタイアさんが訴えたかったこと;「共同親権」っていったい何? ほか)
2 今の日本の家族のあり方、問題あるの?(なぜ拉致と批判されるのか?;先に連れ去った者勝ち ほか)
3 どうして議論がかみ合わない?(EUの対日非難決議;ハーグ条約反対運動 ほか)
4 共同親権で何がどう変わる?(単独親権制度が子育て改革を阻む;「私もお父さんに会いに行っていいと思った」 ほか)
著者等紹介
宗像充[ムナカタミツル]
1975年大分県生まれ。ライター。大学時代は山岳部に所属し、登山、環境、平和、家族問題などをテーマに執筆をおこなう。子どもと引き離された自らの体験から、共同親権運動をはじめ、2019年に「共同親権集団訴訟」で国を訴える。現在は長野県大鹿村で親子の引き離しやDVなど家族の支援を「おおしか家族相談」で継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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共同親権って何だ?: 国内外の親権ギャップ 恐ろしくって結婚できない 今の日本の家族のあり方、問題あるの?: 「原則面会交流実施論」って何? 連れ去りは「日本の伝統」なのか? 進化する引き離しの手口 嫡出子が「子どもの福祉」 どうして議論がかみ合わない?: EUの対日非難決議 ハーグ条約反対運動 DVが問題? 「反対」ではなく「慎重」なわけ 共同親権で何がどう変わる?: 単独親権制度が子育て改革を阻む 共同親権を望む「シングルマザー」たち 婚姻制度は重すぎた 共同親権=あなたがここにいるだけで価値がある2022/01/25