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内容説明
1977年、宇宙戦艦ヤマトは一気に社会現象になった。アニメ・サブカルチャー文化/資本の成立を刻印したその作品世界を詳細に分析し、この時代の社会・文化思潮と重ねて論じる。宇宙戦艦ヤマト=70年代文化批評。
目次
序章 時代の危機に、ヤマト復活
第1章 サブカルチャーの誕生
第2章 ヤマトの作者は誰?
第3章 大切なコトはみなヤマトから学んだ
第4章 ヤマトは軍国主義か?
第5章 西暦2199年、過去への旅
第6章 孤独を脱した古代進が選んだ道
第7章 アニメビジネスの誕生
第8章 続編検証:変節と不変のヤマト魂
第9章 日本人乗組員だけが語れる物語
著者等紹介
アライヒロユキ[アライヒロユキ]
1965年生まれ。美術・文化社会批評。美術、社会思想、サブカルチャーなどをフィールドに、評論誌、雑誌、新聞、展覧会図録などに執筆。NPO法人アート農園理事。文化地域起こし・千葉ウエストビレッジ・プロジェクト(2009、2010年)主宰/キュレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
take9296
1
図版がもう少しあれば・・・。権利の関係で難しいのでしょうか。2011/05/14
Kaname Funakoshi
0
ヤマト(主にパート1)の制作過程の詳述と、それが軍国主義とどう一線を画していたか、成長物語、老人の活躍、群像、敵の組織といった物語の諸様相、続編以降のご都合主義のインフレーションなど深く書かれている。僕は中学生の頃に何度目かの再放送を一度観ただけだし、そもそも音楽から入ったクチなので物語も劇も思想もあまり気にならなかったのだけど「言われてみれば」が多かった。主題歌が、パート1の中でも物語の進行に従ってバージョンが変わってたとか全然気づかなかった。そういえば確かに最終回はエンディングテーマが流れなかったかも2016/07/17
doremi
0
表紙のシルエットですが、戦艦大和型ですよね。背景も詳しい人なら、特定できるのでしょう。基本的にはテレビ版とその時代背景の批評です。ちなみに、軽い読み物ではないです。そこで、疑問なのですが、劇場版でスターシャが既に死亡している版については、ノーコメントで通しているのはなぜでしょう。全長263メートルと今なお「世界最大の戦艦」としていますが、全長ベースの比較だとアイオワ級戦艦の方が長いですよね。なので、排水量にしないとダメです。 2011年 C0030 \2300. 20112011/06/04
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