内容説明
前作『日本におけるコミュニタリアニズムと宇野理論』に、宇野弘蔵「社会的労働協同体」論考を追加、「マルクス‐モリス‐宮澤賢治‐宇野弘蔵」という、大内秀明が遺書のつもりで書いた大内コミュニタリアニズム論。
目次
『甦るマルクス―「晩期マルクス」とコミュニタリアニズム』(「晩期マルクス」とパリ・コンミュン;晩期マルクスとコミュニタリアニズム(共同体社会主義)
E・B・バックス『現代思潮の指導者たち、第23回―カール・マルクス』
コミュニタリアニズムの経済学
古典を読み直す:マルクス・レーニン主義からの脱却 ほか)
補論 東北・土に生きるコミュニタリアン宮澤賢治(「新たな時代のマルクスよ」宮澤賢治;自然豊国・東北と宮澤賢治;宮澤賢治と高橋秀松・二人の友情と「産業組合」;宮澤賢治「ポラーノの広場」の産業組合―羅須地人協会とイーハトーヴォ;賢治の「西域幻想」―日本列島の地政学 ほか)
著者等紹介
大内秀明[オオウチヒデアキ]
1932年東京生まれ。東京大学経済学部・同大学院、経済学博士。東北大学名誉教授、仙台・羅須他人協会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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