内容説明
宇野弘蔵の法学に対する問題提起をふまえ、その経済理論との連関を検証して、本邦ではじめて法の原理論を体系化する。
目次
序章 宇野弘蔵の法律学
第1章 流通形態論と法的人格
第2章 資本の生産過程と労働法
第3章 信用制度と債権法
第4章 地代論と土地所有権
第5章 労働力の再生産と家族法
終章 「領有法則の転回」の批判と所有権法の体系
補論1 民主主義法学の衰退と川島法学
補論2 中小企業と「営業の自由」論争
著者等紹介
青木孝平[アオキコウヘイ]
1953年三重県津市に生まれる。1975年早稲田大学法学部卒業。1984年早稲田大学法学研究科博士課程単位取得。1994年経済学博士(東北大学)。2018年鈴鹿医療科学大学教授退職。専攻:経済理論・法思想・社会哲学の相関理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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