内容説明
社会問題は、頭の体操の材料だ。カギは社会の中にあるのではなく、自分の頭の中の脳の使い方にある。個人間、社会集団間、あるいは国家間の対立問題を解決するために一番よい考え方こそ科学的思考。今の日本人に待ったなしで求められていることだ。自然科学と社会科学とを分断する従来型の思考を批判し、個別問題思考をすべて含み込んだ全体知思考の未来を説く。
目次
第1章 科学の考え方には「思考の順序」がある(第一の思考の順序;第二の思考の順序;第三の思考の順序―自然世界と人工世界との峻別思考;第四の思考の順序―セオリーの析出;第五の思考の順序;第六の思考の順序―資本主義の総括)
第2章 続・思考の順序―頭の体操
著者等紹介
荒木弘文[アラキヒロフミ]
1939年生まれ。1963年、新潟大学人文学部社会科学科卒業。1971年、中央大学大学院博士課程法学研究科満期退学。1995年より、中国山東理工大学教授、中国吉林大学北東アジア研究院客員研究員、中国武漢大学国家招聘教授などを歴任。帰国後は、総合思考アドバイザーとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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