内容説明
「能力身分制市民社会」である資本主義社会を根本的に変革し、「共生・共働」の理念を実現する社会をどのように創りあげるのか。障害者の労働問題を基軸に、その実践的思想的課題を提起する新経済社会論。
目次
第1部 共生・共働の世界観(資本主義を超える;共生・共働への道)
第2部 共生・共働の理念と運動(結成宣言 日本における社会的排除への就労的観点からの取組みの現状―NPO法人「共同連」の社会的事業所運動とその実践;本論文の背景;NPO法人「共同連」の活動展開と社会的位置づけ;社会的事業所の実践―フィールドワークから;社会的事業所の困難とその背景;おわりに 参考文献・資料(社会的事業所促進法案大綱))
著者等紹介
堀利和[ホリトシカズ]
小学校就学直前に、薬害による難病で失明。小学校4年2学期に静岡県立静岡盲学校小学部に転校、同中学部、東京教育大学附属盲学校高等部、明治学院大学、日本社会事業学校卒。民間保育園保父(2ヶ月)、養護学校スクールバス添乗員(1年半)、大田区点字講習会講師(週1、10年間)などの後、1989~95年参議院議員(日本社会党)、1998~2004年参議院議員(民主党)。現在、立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師、特定非営利活動法人共同連代表、『季刊福祉労働』(現代書館)編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ドイツ歌曲集 〈2〉