内容説明
お酒がつなぐ良縁奇縁の覗き窓。心をお酒の御縁で染めます、ほろよいブックス“酒運び”。
目次
酒が結ぶ縁、広げる世間―岩内・高田そして水上勉(斎藤弘美)
酒食同源の不思議な世界―エチオピア南部コンソ社会での調査より(篠原徹)
酒の力と「飲み会力」(井上逸兵)
酒がつなぐ「望郷」の共同体(加藤幸治)
大阪からお酒の情報を発信―『ほろよい手帖 月刊たる』(上野明子)
新宿の酒場と文人―酒場「樽平」を贔屓にした文人たち(宮沢聡)
小杉放菴にとっての酒と友―人似花酒如泉(迫内祐司)
千住酒合戦の舞台「中六」とは?―広がる飛脚ネットワーク(巻島隆)
酒はうまいか、ねえちゃんはきれいか―酔っぱらい天国・秋田の虚実(相馬高道)
猫の沢事件―密造酒取締の虚像と現実(野添憲治)
エコツーリズムの宝探しとおいしいお酒の効用(真板昭夫)
酒粕料理のほろよい―玩具の旅・取材ノートより(川端正吾)