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内容説明
歳月を重ねたお酒をめぐる文学と歴史で詰まった玉手箱。
目次
1 古典で読むお酒―ほろよいブレンド
2 近代文学で読むお酒―ロック&ストレート
3 交差する歴史のお酒―民俗と民族のお話
4 モダンに読むお酒―芸術と社会からのBGM
5 現代につがれるその1杯(前編)―銃後の酒と人
6 現代につがれるその1杯(後編)―戦後の酒と人
7 飲まない方にもお楽しみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sibasiba
8
下戸なのに酒の話は大好きでこの本も満足。一本のコラムが好きじゃないくらいであとは大体良い。未成年飲酒禁止法制定のいい加減というか適当さを初めて知った。2013/08/18
むらさめ
3
お酒にまつわる話を様々な角度から語った本でした。書き手によって面白い話と退屈な話があったりするのはご愛嬌。読んでるとすごく呑みたくなりますね。個人的にはワインにまつわる話が面白かったです。バロン・サツマのように生きてみたいものです。2014/05/25
トーマス
2
22編の酒にまつわるエッセー・論評集。あっさり読めた。気になったところを抜粋。酒飲み詩人の中で牧水が好き、白玉の歯にしみとほる秋の世の酒は静かに飲むべかりけり。江戸の雪見酒、月見酒、花見酒(吉宗から)。手作りの酒が一般的→酒造税確保のため明治から取り締まり厳しく。盃を交わすことが重要。泡盛=タイの蒸留酒or福建省がルーツ。百年前の酒の自販機。酒の配給ー戦時下の需給バランス崩壊ー軍需優先。酒買いダルマ。2015/08/06
まのん
2
どらえもんと酒の考察が特にほのぼのとしてた。お酒のこぼれ話はだいたい頬が弛んでくるけど。2014/05/15
千
0
一応時系列に並びつつ、ライターさんや研究者さん達によるオムニバス形式の本。参考文献がついてるものついてないもの、「文学と歴史」に合ってるもの合ってないもの、統一感がないように見えるのは私の理解の問題か…2022/07/03