目次
第1章 揚子江河岸一帯での南京大虐殺―元兵士六名、被害者六名(戸板や木っぱ船で逃げる中国人を各中隊が一斉射撃;河辺で逃げ切れない数千人を九二式重機関銃で連続射撃 ほか)
第2章 城門やその付近での南京大虐殺―元兵士六名、被害者七名(中国人に頭から油をかけて焼き、銃剣で止めをさした;女も子供も年寄りも皆突き殺した ほか)
第3章 国際安全区内やその他での性暴力―元兵士七名、被害者八名(天野中隊長は「強姦、強盗、放火、殺人、何でもやれ!」と言った;男性は引き出し銃殺、女性は捕まえ強姦 ほか)
第4章 南京大虐殺下の性暴力―被害者と加害兵士の証言から見る(南京掃蕩戦に関係した日本軍の状況;当時南京に滞在した人々の視線 ほか)
第5章 企業の弾圧が私を南京大虐殺に向かわせた―松岡環の生い立ちから(対中国侵略戦争年表)
著者等紹介
松岡環[マツオカタマキ]
1947年生まれ。元小学校教師。現在、大阪経済法科大学アジア研究所研究員。侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館特別研究員。小学校在職中から南京大虐殺の聞き取り調査を続け、南京攻略戦に参加した元兵士250名の調査、南京大虐殺の被害者300名以上を詳細に調査し記録に残している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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