内容説明
百余年前の様々な知的実践の実例を掘り起こし、郷土玩具を学問的に位置づける新たな試み。
目次
第1章 おもちゃに投影された近代
第2章 趣味の世界の胎動
第3章 趣味の世界の開花
第4章 趣味と学問の分離
第5章 趣味と創作における葛藤
まとめ
著者等紹介
加藤幸治[カトウコウジ]
東北学院大学文学部歴史学科准教授・同大学博物館学芸員。専門は民俗学、とくに物質文化論。静岡県出身。総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻(国立民族学博物館に設置)修了、博士(文学)の学位を取得。和歌山県立紀伊風土記の丘にて学芸員(民俗担当)として10年間勤務した後、2009年より東北学院大学講師、2011年より現職。研究テーマは、「物・人・情報の流通の民俗学」。第17回日本民具学会研究奨励賞(日本民具学会、2003年)・第21回小谷賞(近畿民具学会、2003年)・第16回総合研究大学院大学研究賞(同大学、2011年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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