内容説明
放送や記事の内容をチェックし恫喝する自民党。戦後史上最悪の政権による言論弾圧だ。そして、ジャーナリズムの使命を忘れ、安倍首相と頻繁に会食を繰り返すマスコミ幹部たち。安保法制強行のなかで、完成しつつある安倍政権のメディア支配への警告!
目次
序にかえて―安倍政権・言論弾圧の犯罪
1 安倍政権とメディアの結託(安倍自民党「勉強会」の暴言;対米隷従と戦争への道を突き進む安倍政権;村山談話と安倍談話のあいだ;安倍暴走政権に「白紙委任」を与えたマスコミ;朝日新聞「慰安婦」報道叩きの犯罪;辺野古で続く日本政府の暴力)
2 人権とメディア 2012.12‐2015.4(「殺意を認めた」情報の解明を 尼崎女性自殺―2012.12;映画「死刑弁護人」を上映―2012.12 ほか)
3 原発報道の犯罪(東電福島原発「事件」から四年;吉田調書問題と朝日バッシング;今も犠牲が続くチェルノブイリ;東電原発「事件」大本営発表報道の検証;おわりに―ジャーナリズムとアカデミズムは信頼回復できるか
著者等紹介
浅野健一[アサノケンイチ]
1948年香川県高松市生まれ。1972年、慶應義塾大学経済学部卒業、同大学新聞研究所修了、共同通信入社。本社社会部記者、ジャカルタ支局長など歴任。1994年、共同通信を退社し、同志社大学大学院教授。1996年から97年、同志社大学教職員組合委員長。2002年から03年、英ウェストミンスター大学客員研究員。現在、同志社大学大学院社会研究科メディア学専攻博士課程教授=京都地裁で地位係争中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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