内容説明
元戦隊長らによって起こされた大江・岩波裁判と、「軍の強制」を削除した教科書検定への怒り。「軍隊は住民を守らない」―。苛酷な「集団自決」を体験した住民たちが、重い口を開きはじめた。大江・岩波裁判支援運動に関わったジャーナリストによる書き下ろし。
目次
1 大江・岩波裁判
2 「集団自決」と教科書検定
3 高まる抗議
4 国動かした島ぐるみの怒り
5 「玉砕」の島
6 大江・岩波裁判勝訴
7 控訴審
8 天皇の軍隊
著者等紹介
栗原佳子[クリハラケイコ]
1963年群馬県生まれ。ジャーナリスト。関西大学非常勤講師。上毛新聞社、黒田ジャーナルを経てフリー。大阪を拠点にミニコミ「新聞うずみ火」を発行。大江岩波沖縄戦裁判支援連絡会世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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