内容説明
原爆が投下された時、日本はどんな国であったか。戦時下、広島の人びとはどんな暮らしをしていたか。14歳で被爆した著者が、家族、友人、教師など生を共にした人びとの「遠い記憶」をたどり、ヒロシマ、そして日本の今を問いかける。
目次
第1章 御幸橋(一枚の写真;祖父が渡った橋 ほか)
第2章 前夜(日曜日;ああ太陽堂 ほか)
第3章 その時わたしは(午前八時十五分三〇秒;タカさん ほか)
第4章 一人ひとりの原爆(修道中学二年生;悲しみを乗り越えて ほか)
第5章 戦争は終わったが(飯田孝男の死;焼野原のサッカー ほか)
著者等紹介
織井青吾[オリイセイゴ]
ノンフィクション作家。東京都国立市在住。1931年広島に生まれる。14歳で被爆
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