内容説明
社会主義とは何か、そこへ至る道筋、運動主体の性格などについて、従来ともすれば教条的に捧持されてきた諸前提をはるかに超えた視点から大胆に問題提起をした労作。
目次
第1部 理論的反省と新構想(アソシエイショナルな革命と新しい世界観;これからの社会主義とアソシエーション・協同組合―利潤追求の市場競争原理主義でなく、生命地域の共同創造を基本原理に;一国一工場体制から利潤分配性の連合社会へ;「労働証券性社会主義」論 ほか)
第2部 21世紀の課題と社会主義(ポストモダニズム時代の社会主義戦略;マルクス哲学の可能性―環境問題に寄せて;地球温暖化問題と平等主義―有限な地球と持続可能な社会;論争:中国式の資本主義・社会主義観と21世紀社会主義)



