内容説明
「平和国家」日本の漂流、戦時体制への逆流。奥にひそむ明治以来の歪んだアジア認識・関係を抉り、市民的抵抗運動をねばり強く展開するアジアの民衆とともに「もうひとつの日本」への道をさぐる。
目次
プロローグ 「平和国家」漂流のなかで
第1章 支配する者が腐敗していく
第2章 侵略戦争への新たな加担
第3章 平成天皇「平和の旅」の空白
第4章 荒れ野を脱する
第5章 アジアと共に「もうひとつの日本」をめざす
第6章 「平和国家」の再構築へ
第7章 「人間の目」で世界を見る
著者等紹介
永井浩[ナガイヒロシ]
1941年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業後、毎日新聞バンコク特派員、編集委員などをへて神田外語大学教授。現在、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。