内容説明
「原発のない女川へ」。それは、選びとる意志の問題であり、実現可能な、まっすぐにのびる現実的未来として目の前に広がっている。
目次
第1章 原発の「安全神話」はいかにして作られたか(福島原発が示したこと;女川原発の現状と今後)
第2章 原発の「経済神話」(原発立地自治体の財政と経済―新潟県(柏崎市)と福井県(敦賀市、美浜市)の事例を参考にして
女川原発と町経済・町財政)
第3章 原発の「地域社会分断」作用(原発が地域社会を破壊する;女川の漁民は原発建設計画にどのように抵抗したのか;原発立地を撥ね返した地域―地元住民の感性と論理)
第4章 地域循環型社会をめざして(地域循環型社会として自立する女川)
著者等紹介
篠原弘典[シノハラヒロノリ]
1947年、宮城県塩釜市生まれ。1971年東北大学工学部原子核工学科卒業。仙台原子力問題研究グループ
半田正樹[ハンダマサキ]
1947年、宮城県仙台市生まれ、東北学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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