内容説明
116種類に上る薬の開発国・開発会社・初販売国・販売年・日本での発売年・日本でのメーカー・一般名称・化学構造図・作用時間・等価換算・容量・CYP・薬理プロフィール・薬剤添付文書の適応症一覧・同じ製品の海外での販売名・ジェネリック薬品名・特徴など、患者が医者に聞きづらい、興味あることがいろいろ分かる!薬の個性や特徴を記した解説文、歴史的由来や関係性が分かる系統図、等価換算計算表まで用意。各薬の一言トリビアも一大披露!
目次
抗精神病薬(コントミン;レボトミン ほか)
抗うつ薬(トフラニール;アナフラニール ほか)
抗不安薬(コントール;セルシン ほか)
睡眠薬(ネルボン;ダルメート ほか)
その他の薬(リーマス;テグレトール ほか)
著者等紹介
相田くひを[アイダクヒオ]
1968年東京都葛飾区生まれ、日本大学文理学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T-hiro
1
パッとみ、おふざけ的な本に見えるけど、すごく専門的。本の中にも書いてあるけど、向精神薬飲んでる人が副読本的に使うといいのかもしれませんね。まー、でも、奇書の部類に入るかと。本屋でも医療じゃなくてサブカルチャーのコーナーにおかれてたし…(汗)2016/01/24
ゐ こんかにぺ
1
通読するというより辞書的に使いたい本。あまり関係ないけど鮠乃薬品さんの再販マダー? 2015/03/23
伊吹
0
よくある処方薬の説明だけして終わりという本ではなく、ある程度説明しつつも薬に関する豆知識や裏話が分かる内容の本である。2022年という現段階で読むには若干情報が古いものの、今でも処方されている薬が殆ど載っているので、過去または現状でメンタルクリニックで薬を飲んでいる人は楽しめる内容になっていると思う。 リーマスやハルシオンが開発された経緯とか面白いです。
Takashi Okawara
0
抗うつ剤や精神病薬、睡眠薬をはじめとする様々な向精神薬の開発の由来や薬効、それぞれの薬の違いなどを説明したデータ本。ぱっと見はレクリエーションドラッグで遊ぶためのトンデモ本に見えたが意外と侮れない。精神科にかかったり投薬を受けたりする時にとかく不安は伴うものなので、診察や医学書から得られる薬効一辺倒ではなくこの本で書かれているような周辺知識を得ることで投薬の背景も理解して安心して服薬することができそうな感じがする。それにしても、薬事行政の関係で日米欧それぞれで認められてる薬が大きく違うのには驚いた。2018/05/22




